スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

No.20

1_20120621080805.jpg初夏の風がさわやかな季節となりました。
5月のアニマルセラピーは、訪問先のみなさんと
「♪夏も近づく八十八夜♪  ♪野にも山にも若葉が茂る♪」
と楽しく歌いながら、なつかしい手遊びにセラピー犬も一緒に遊んで頂きました。
 最近のアニマルセラピーの定番は、
「セラピー犬ふれあいコーナー」+「季節を織りこんだ小さなお楽しみコーナー」です。子どもの頃から慣れ親しんだ季節の歌は、日頃忘れてしまいそうな季節の風物詩でも有り、なつかしい時間をとりもどすアルバムのようでもあったり、皆さんのお顔もより一層明るくなります。
 私自身もつい下手を忘れて、音量アップ(笑)童心にかえって歌ってしまいます。歌ったり,踊ったり?、笑ったり、セラピー犬に手を伸ばしたり…心も身体も元気になれる良い時間であって欲しいと思います。
 さて、つばさクリニックは日頃からたくさんのボランティアさんのご支援をいただいています。クリニックのお花の植え替えや水やり、花がら摘み、木製花台の製作等々。
 アニマルセラピーもボランティアさんのお手伝いをいただいてこそ3頭、4頭のセラピードッグと共に、みなさんのもとへと訪問することが可能となります。
それぞれに子育てや、介護、お仕事など、忙しい時間をやりくりして、ご協力下さるみなさまの誠意にいつも感謝しています。皆さまにとっても”ほっ”と心がやわらかくなる癒しの時間となりますようにいつも願っています。
 セラピードッグボランティアもニューフェイスを迎えて更に賑やかになりました。あずきちゃんは1回/月のレッスンも楽しく頑張っています。訪問の際にはみなさまのあたたかい励ましをよろしくお願い致します。 ( 石川 薫 )


2_20120621080804.jpgプロフィール
なまえ :あずき
   生年月日:平成22年6月5日
  犬種  :黒柴の女の子
❤元気いっぱい、遊ぶの大好き❤   ❤みんな、なかよくしてね❤
    

No.19

例年に比べて厳しかった寒さもようやくやわらぎ、桜の花がほころび始めた4月中頃からお散歩セラピーが続いています。普段はなかなか自発的な発語が見られない方や、感情を出されない方もセラピードッグを膝に抱いたり、リードを持ったりして春の景色を楽しんでいらっしゃいます。季節の移ろいの中でほんの一瞬見せてくれる自然の美しさは、花びらのじゅうたんも、新緑も、やわらかな風も、人知れぬ小さな草花も、とても優しく心を包んでくれます。
「桜が咲いたなぁ」
なんて言葉が、普段固く結ばれているくちびるからこぼれると、私もセラピードッグも飛び上がりたいくらいにうれしい気持ちになります。
「きょうはいい一日になりそう!」
と、利用者様から癒しと活力をいただいています。
さて今回は”セラピーの森”命名由来について書いてみようと思います。
岐阜育ちの私の傍らにはいつも山河が有り、”自然”は楽しい遊び場でした。特技は「たも」と「竿」をつないで塀に昇り、どんな高い所にいる蝉も捕れること。すずめの巣を上手に見つけて雛をのぞくこと(笑)ザリガニ釣りは苦手だったけれど、蛙やこおろぎ、バッタを捕まえるのは大好きでした。我が家の子供たちは死にそうなコウモリの介抱をしたり、つばめの赤ちゃんを拾って育てたり…貴重な経験も豊富です。”森”にはわくわくすることがいっぱいです。そこに生きる様々ないのちの集合体が飽きることなく遊ばせてくれます。そしてそれぞれの生物はもちろんのこと、木や、土、水、光、風、とどれをとっても無駄なく、それぞれの役割を上手に循環して”いのち”をつないでいます。
セラピードッグやセラピースタッフ、施設スタッフさんや家族、ボランティアさん、それぞれが森を育てる太陽になったり、雨になったり、季節を彩る草花になったりして上手に手をつないで欲しい、「セラピーの森」にはそんな願いがこめられています。そして”森”は老若男女、障害があってもなくても、内気な人も元気な人も、誰もが楽しく集える場であって欲しいと思います。

アニマルセラピスト 石 川  薫

No.18

あの日から1年経った3月11日、みなさんはどのように過ごされましたか?
どの局も趣向をかえて、競うように一日中追悼番組を放映していました。いかに被災地の皆さんが苦難を乗り越えて今日まで頑張ってきたか、そして支えた側をも、とても感動的に美しくまとめてありました。けれど私はがっかりし、悲しい気持ちでいっぱいになってしまったのです。例えば、何ら変わることのないガレキの山、山、山…。これでは復興も絆もないでしょう、と思いました。同日、新聞に掲載された伊集院静さんの思いをみなさんはどう受け止めますか?伊集院さんも又、被災者のおひとりです。


  わかって欲しい   伊集院 静04-1.jpg


東北の町の、村の、里のどこかで、
昨日、ようやく帰ってきた人の通夜があり、
今日はその人の葬儀に並ぶ人がある。
明日も誰かの月命日がある。
そう、北の地では毎朝、毎夕、どこかで祈りを捧げている人が居る。
そうして三千余人のまだ帰らぬ人たちを待つ人が
同じように祈っている。
その上、町を去らねばならぬ人がいて、見送る人がいる。
どちらも泣きながら互いのしあわせを祈っている。
復興だ。一年が経つと、テレビ、新聞、雑誌は言うけれど、
この祈り続けている人たちのことをもう少しわかって欲しい。
同情が欲しいんでは決してない。
この震災がまだ続いていることをあなたたちにもわかっておいて欲しいのだ。04-2.jpg

作家の私が、この人たちに言えることは、
悲しみはいつか終わるときが来る。
そうして笑える日が必ず来る。
という言葉だけだ。
どうか、わかって欲しい。



「癒し・セラピー」を辞書で調べると”病気や苦痛、悩みを治す”と書かれています。
治せないまでも、苦痛や悩みの一端を一緒に背負うことこそセラピーの役割であると強く思います。被災地の悲しみの深さはわからないけれど、わかろうと努力すること、祈ることは今日からでも、そして誰にでもできるのではないでしょうか?

アニマルセラピスト 石川 薫

No.17

1_20120301090158.jpg「クラウンが伝える笑顔の絆」というテーマに惹かれて大棟耕介氏の講演会に行きました。「笑い」は伝播するものであり、それが間接的な笑いであっても笑いは成長し社会を変える絆になるという感動的な内容です。
 クラウンとは道化師のことです。同氏は2004年から入院中の子どもたちを訪問する「ホスピタルクラウン」の活動を開始され(ボランティア)、現在も子どもたちに笑顔の魔法をかけ続けておられます。
 クラウン(道化師)というと笑えるメイクに、派手な衣装を着て、ちょっと間の抜けたひょうきんな脇役と言うイメージがあります。空中ブランコや火の輪くぐりのような息をのむ芸をする訳ではありません。が、主役ではないけれどなくてはならない人です。それは何故!? 笑いで空気を変える、あるいは空気を作る「隙間を埋める名脇役」と自ら称しておられました。大げさなリアクションとへりくだりで状況をひっくり返すこと、観客を前のめりにさせること、相手に余韻を残すこと、まさにクラウンの腕の見せ所だそうです。笑いは場の空気を変えるだけでなく生活や人生を変えると行っても過言ではないと思います。
2_20120301090158.jpgさて私達のアニマルセラピーも ~何が起きるか~ わくわくして頂くためには「想定外」のエッセンスが必要です。アンテナをしっかりはって、たくさん引き出しを準備し、相手にあわせたいろいろなシチュエーションが提供できる、そんなアニマルセラピーでありたいと思います。上からサービスを与えるのではなく、笑いでもって人を下から持ち上げることが出来る、その人の人生を底上げすることが出来る、そんな楽しい癒される舞台をセラピー犬と共に築けたら最高!と思います。(大棟氏の受け売りです・笑)
 ところで、今は亡き私の父は「人生」を語ることが大好きでした。子や孫、兄弟、婿、嫁…だれかれとなく「人生というものは…」と始まります。そんな父のお気に入りのフレーズは「夢」と「笑顔」です。幾度となく聞かされた話の中で私達が今も、そしてこれからも一番大切にしてゆきたい言葉、それは”笑顔があれば必ず幸せはやってくる”
と教えられたこと…つい忘れてしまいがちですが大好きな言葉です。

石川 薫

No.16

201202.jpgお正月気分も一段落した1月22日、「セラピー犬とミニ運動会」を開催しました。
高浜ケアハウスさんの地域交流センターをお借りして、入所者様とNPOのりのりフットワークのチャレンジド(障がいを持ちながらも挑戦し続ける勇者の称号を得た子どもたち)の選手たちが大活躍でした。それぞれセラピー犬の名前にちなんだ、カノン、パール、リボンチームに分かれて熾烈な闘いが繰り広げられました。どの競技も大歓声と大音響の中、入所者様は静かな日常から打って変わった賑やかな展開に大混乱だったかもしれません(笑)でも、たまには子や孫の世代、おまけに犬まで居る、”多世代同居生活”の追体験も心と身体が目覚める良い刺激になったかもしれません。(^_^)風船バレーの熱闘ぶりもすごかったです!!みんなの目がきらきらして、手もぶんぶん動き、子ども顔負けの集中ぶりでした。
チャレンジドの皆さんにとってはセラピー犬初体験の方が多かったように思います。心優しいセラピー犬たちと仲良くなっていただけたでしょうか? 競技の合間やイベント後もセラピー犬のお守りをして頂いたり、ご褒美をあげていただいたり、セラピー犬たちをかわいがって下さって犬たちの疲れも癒されました。そして皆さんの挑戦と笑顔も素晴らしかったです。勝ったチームも負けたチームも達成感に満ちたとても良い顔でした!今回のような楽しい交流も、1対1の静かな交流も、セラピー犬たちはいつも一生懸命付き合ってくれます。声をかけていただける機会があればきっと大喜びです。
さて今回の企画をはじめ、セラピーのイベントは他行事のように入念な打ち合わせや練習時間の確保が難しく、頭の中にイメージした青写真を頼りに進めて行きます。”どんな催しにしたいか”の思いがイメージを膨らませ、その過程もとても楽しいひとときです。犬の反応、対象者の反応も含めて、何より安全第一、次に如何に楽しく過ごして頂くかを考えます。今回は会場と備品の提供や演出グッズの調達にご協力頂きました高浜ケアハウススタッフさんをはじめ、会場係や得点係、雑務をお手伝い下さったNPOのりのりフットワーク会員の皆さま、そしてボランティアの皆さまの大きなお力添えで初の試みが実現しました。またケアハウス利用者様には競技に使う物品作成やチャレンジドへのプレゼントまでご協力頂き本当にありがとうございました。
今回のイベントを通して、年齢に関係なく、障がいがあってもなくても、みんながつながって生きれば、つなぐ手が多ければ多いほど”力”は何倍にもなり、楽しさも大きくふくらむことを実感しました。小さなきっかけから、今年はいろいろな垣根を越えてみんながつながって歩める年になったらいいな、と思います。

石川 薫

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。