スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

No.19

例年に比べて厳しかった寒さもようやくやわらぎ、桜の花がほころび始めた4月中頃からお散歩セラピーが続いています。普段はなかなか自発的な発語が見られない方や、感情を出されない方もセラピードッグを膝に抱いたり、リードを持ったりして春の景色を楽しんでいらっしゃいます。季節の移ろいの中でほんの一瞬見せてくれる自然の美しさは、花びらのじゅうたんも、新緑も、やわらかな風も、人知れぬ小さな草花も、とても優しく心を包んでくれます。
「桜が咲いたなぁ」
なんて言葉が、普段固く結ばれているくちびるからこぼれると、私もセラピードッグも飛び上がりたいくらいにうれしい気持ちになります。
「きょうはいい一日になりそう!」
と、利用者様から癒しと活力をいただいています。
さて今回は”セラピーの森”命名由来について書いてみようと思います。
岐阜育ちの私の傍らにはいつも山河が有り、”自然”は楽しい遊び場でした。特技は「たも」と「竿」をつないで塀に昇り、どんな高い所にいる蝉も捕れること。すずめの巣を上手に見つけて雛をのぞくこと(笑)ザリガニ釣りは苦手だったけれど、蛙やこおろぎ、バッタを捕まえるのは大好きでした。我が家の子供たちは死にそうなコウモリの介抱をしたり、つばめの赤ちゃんを拾って育てたり…貴重な経験も豊富です。”森”にはわくわくすることがいっぱいです。そこに生きる様々ないのちの集合体が飽きることなく遊ばせてくれます。そしてそれぞれの生物はもちろんのこと、木や、土、水、光、風、とどれをとっても無駄なく、それぞれの役割を上手に循環して”いのち”をつないでいます。
セラピードッグやセラピースタッフ、施設スタッフさんや家族、ボランティアさん、それぞれが森を育てる太陽になったり、雨になったり、季節を彩る草花になったりして上手に手をつないで欲しい、「セラピーの森」にはそんな願いがこめられています。そして”森”は老若男女、障害があってもなくても、内気な人も元気な人も、誰もが楽しく集える場であって欲しいと思います。

アニマルセラピスト 石 川  薫

スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。