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No.3

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この世に生きる生命の数だけ、たくさんの祈りがこめられた2011年の幕開けとなりました。今年も日本アニマルセラピー協会愛知南本部はセラーピードッグと共に笑顔の輪を広げてゆきたいと思います。カノン、パール共々一年間宜しくお願い致します。

昨年12月のセラピー納めには地域の児童養護施設を訪問させて頂きました。

昨年はある日を境に私自身にも”耳鳴り”という身体の不調が出現し心の問題を指摘されました。両親との別離故の喪失感、本当の自分を閉じ込めて日々をやり過ごしている心のアンバランスさが垣間見えました。「50年近くも一緒にいられたのに」と幸せな筈の自分の中の深い悲しみを思ったとき、もっともっと早く親と別れなければならなかった小さな子供たちの寂しさがとても気になり児童施設訪問の運びとなりました。当日はよちよち歩きの乳幼児から中学生まで、セラピー犬を中心にして無邪気に遊ぶことが出来ました。子供たちはセラピー犬との触れ合いをきっかけにセラピストとも仲良くなることが出来、鬼ごっこをしたり、得意な鉄棒を見せてくれたりと、とても良い時間を過ごしてもらえたのではないかと思います。中でも可愛い手を何度も差し出しセラピー犬にご褒美用の餌をあげる子供たちの様子は本当にほほえましく、同時に我々大人の大きな責任や任務も痛切に感じる一コマでした。

以前の児童養護施設は親との死別などで身寄りのない子供たちが入所を余儀なくされていましたが、ここ近年虐待による保護が親との死別や生き別れを上回っているのが現状です。特に虐待の連鎖は社会問題にもなっていますが、それを断ち切るにはアニマルセラピーも一手段としてあらゆる方策を用い、生命の大切さや尊さ、愛や情を伝え続ける必要性を切に感じました。未来の日本を築く礎となる子供たちの健全な心身の育成は何より優先されるべき課題だと思います。

「じゃあまたね」みんなとさよならの握手をして坂を下る私たちの背中に「パール!」「カノーン」「またきてねー」と響く幼い声たちはどの子も純朴できれいな輝きをはなっていました。決して大人の世界の間違い故の十字架を背負わせてはならないと涙と共に痛感した訪問となりました。  
  
今年は子供からお年寄りまで昨年の出会いを更にバージョンアップさせて、より深い個別の関わりを目指して皆様からのご依頼に耳を傾けてゆきたいと思います。                           (アニマルセラピスト  石川 薫)
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